シンガポールで人気のある余暇の過ごし方について

■はじめに

シンガポールは函館市(約677㎢)よりやや広い約720㎢の国土に600万人以上の人々が暮らす多民族国家です。国土は狭いですが豊富な自然やアクティビティ、多民族国家ならではの楽しみ方があるほか、近隣諸国へのショートトリップ等も人気があります。今回はシンガポール国民の余暇・週末の過ごし方をご紹介します。

■シンガポール

当地で生活をしていると、ランニングをしている方を頻繁に見かけます。常夏で年中外を走る事ができるため、有名観光地であるマリーナエリアやボタニックガーデンでは多くのランナーが走っています。毎年12月に開催されるシンガポールマラソンは、昨年度のランナーが4万4千人超の人気イベントです。サイクリングも人気で、自転車専用道路が整備され、シェアサイクルステーションが国内至る所に設置されています。国内東部のイーストコーストパークは約15㎞の自転車道が整備されており、海岸線を眺めながら心地良いサイクリングを楽しむ方が多い人気スポットです。また、アニメも人気のあるコンテンツであり、アニメをきっかけに日本ファンになる方も多く見受けられます。毎年11月には東南アジア最大のアニメの祭典「Anime Festival Asia Singapore」が開催され、昨年は約13万人が来場するなど、当地のアニメ人気の高さが伺えます。

■多民族国家ならではの週末の過ごし方

シンガポールは外国籍が39%(シンガポール政府発行「Population in Brief 2023」より)を占める多民族国家ですが、国毎に憩いの場があります。例えば、繁華街オーチャード地区にあるショッピングセンターにはフィリピン人向けに日用品から飲食店まで多くの店舗が入っており、週末には当地で働くフィリピン人のメイドさんが集まり買い物や談笑をする様子を見かけます。ヒンドゥー教寺院やインド人料理店が立ち並ぶリトルインディアは日頃からインド系が集まるエリアですが、週末になると同エリアの公園には出稼ぎで来ているバングラデシュ人男性が大勢集まり、ベンガル語が飛び交う場所となっています。

■近隣諸国へのショートトリップ

国土が狭いこともあり、シンガポール人は海外旅行によく出かけます。マレーシア南端のジョホールバルにはバスやタクシーで簡単に行けるため、日帰りショッピングを楽しむ方やレジャー施設を訪れる家族連れで賑わいます。インドネシアの有名リゾートのビンタン島や、シンガポールより安価にゴルフをプレイできるバタム島は、フェリーで約1時間の距離にあり、週末の旅行先として人気です。

■おわりに

国籍による憩いの場や、近隣諸国への日帰り旅行は、シンガポールならではと言えます。地元の人の楽しみ方がわかれば、その国へのアプローチの仕方も見えてきます。これからも当地トレンドにアンテナを張って、北海道プロモーションの参考にしたいと思います。

マリーナエリアでは週末に多くのイベントが行われます。2024年7月のジャズイベントではサッポロ・シティ・ジャズコンテスト優勝者が出演し会場を盛り上げました。
東南アジア最大のアニメの祭典「Anime Festival Asia」会場の様子。日本のアニメはシンガポールでも人気です。

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