シンガポールで人気の日本コンテンツについて

■はじめに
シンガポールは立派なコンサートホールや劇場が複数あり、世界の人気アーティストが公演を行うなど、東南アジアにおける文化の中心地となっています。また、若者を中心に日本コンテンツに対する人気も高く、日本人アーティストや俳優が来星し、コンサート・舞台が公演されることもしばしばあります。
今回の現地レポートでは、より身近な日本コンテンツとして、当地で人気の日本映画やキャラクター等についてご紹介します。

 

■シンガポールで人気の日本映画・ドラマ
シンガポールの映画館は、チケット購入方法や上映室の内部など、日本の映画館システムとほぼ同じですが、ハリウッド映画はもちろん、中国映画やボリウッド映画等、世界各国の映画が常時上映される点は、多民族国家であるシンガポールならではと言えるでしょう。
日本のアニメーション映画の人気も高く、2025年は「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」、「チェンソーマン」等の作品が上映されました。
特に「鬼滅の刃」人気は非常に高く、映画公開に合わせて出演声優が来星したほか、映画資料等の展示イベントが開催されるなど、多くのファンを喜ばせました。アニメ以外にも、シンガポール人のファンも多い「孤独のグルメ」の劇場版が上映されたこともあります。

 

■Netflix等VODサービスの普及
シンガポールでもVODサービスの利用が普及しており、多くのシンガポール人が気軽に世界各国の映画・ドラマを楽しんでいます。国内利用者の多いNetflixのランキングでは、韓国ドラマや中国ドラマが多く並ぶ中で、実写版「ONE PIECE」が2026年3月13日時点で1位にランクインしており、アニメ・漫画とあわせて人気です。
一方で、昨年は国内大手映画館チェーンが全館営業停止するなど、国内の映画館業界低迷が続いていますが、このようなVODサービスの普及が一因とも言われています。

 

■日本キャラクターの人気
シンガポールでは日本のkawaii(かわいい)文化も浸透しています。国内で日本キャラクターのポップアップストアが開設されることもあり、また、街中では老若男女問わず「ポケモン」や「ハローキティ」等のマスコットを鞄に付けて歩いている人を見かけます。
元々、シンガポールには「プラナカン」という、パステルカラーを用いた可愛らしい色使いが特徴の文化があり、そのような背景も日本のkawaii文化が受け入れられやすい理由の一つかもしれません。

 

■おわりに
近年ではSNSやVODサービスの普及により海外コンテンツへのアクセスが簡単となり、日本コンテンツをきっかけに日本や北海道へ興味を持ち始める方が多くいます。当事務所は、今後も当地の流行について広くアンテナを張り、より効果的な北海道プロモーション方法について探ってまいります。

 

▼ 当地ショッピングモールでポケモンの巨大バルーンが展示。多くの人が記念撮影を行っていました。

シンガポールで人気の日本コンテンツについて 続きを読む »